―陰陽の考えを基本に積極的に外氣と交流を―　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　世田谷会　　男性会員
　二年ほど前、世田谷会矢代会長のお薦めで入会してから、毎週一回の練習に参加して、体調に何か劇的な効果が生じているわけではないが、お蔭でいつも姿勢を気にするようになったし、仲間と体を動かすのは楽しく、今や生活の重要なリズムのひとつになっている。

　「氣」という字の入った言葉は、元気、病気、勇気など日常的に使っているが、一体「氣」とは何だろうか。先生によれば、「氣」とは私達一人ひとりが持っている潜在的な生命エネルギーで、これを活性化するのが氣功とのことだ。確かに気力いかんにより発揮される力が大きく変わってくることはよく経験するところだ。

　中国三千年の歴史を背景とする氣功にはいろいろな流派があるようだが、私達が教わっているのは健康増進のための正統的な氣功だ。背骨を動かす簡単な運動が中心だが、単に体を動かすのは体操で、動きと同時に「氣」を意識してコントロールすることが氣功の特徴と言われる。先生によれば「氣」を自在に動かすことが出来れば大体の病気は予防又は自己治療が出来るとのことで、認知症予防や癌予防にも効果があり、病後回復には大きな力になると言われる。ただし、本当に今の自分がその域に達することが出来るかどうかは、正直なところ「日暮れて道遠し」の感がある。

　具体的な効果はさておき、氣功のお蔭で大きな教示を二つ受けた。まず、氣功は、世の中は陰の力と陽の力で形成されているという陰陽の考えを基本にしている。病気とはこの陰陽のバランスが崩れた状態であり、バランスの回復・維持が氣功の目指すところのようだ。陰陽と言わなくともバランスのとれた、中庸な生き方が大切というのは全く同感で、残された人生是非心がけていきたいと思っている。
　もう一つは、自分の内部心身にある「内氣」を活性化すると同時に、自然や他人など外部の「氣」(外氣)を受けたり交流したりすることも大切だということだ。確かに自然に接して気分が良くなったり、元気のいい人と一緒にいるとこちらまで元気になってきたりする。年齢とともに人にあうのが億劫になりがちだが、今後とも多くの人(外氣)と積極的にお会いして「氣」を頂こうと思っている(笑)。
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なお、先生のお話によれば、陰陽のバランスの考え方に基ついて、異性と会うこと(交流)も大切なようだ。男性に悩みの多い前立腺の問題も、その根本原因はホルモンのアンバランスにあるので、女性の多い会合に出来るだけ顔を出し女性の「氣」をうければ、バランスを回復・維持出来るとのことだ。陰陽の融合パワーを信じるか信じないか、半信半疑という気がしないでもないが、せいぜい心がけて行こうと思っている。

平成２２年、年明けの検診で末期膵臓がんと診断され、すぐに入院し手術を受けたが、内臓状況を見た担当医は、手術の予定を変更してそのまま縫い戻しました。余命は後９か月と宣告されました。

 

もう希望は望めないところ、友人の紹介で周　清華先生に出会いました。病院から普通１０分以内で歩いて行ける先生の施術院に３０分掛けて、ようやく着いたが、先生はなかなかすぐに治療してくれずに、話は長すぎると思う位でした｡

治療は始まったが、何も分からないまま４〜５回も治療を受けました。その後の治療ですが、横になっている私に、先生は全く体に触れていないのに、内臓に誰が何かを入れて突き刺されている様な違和感と恐怖感があって、終わった時点で先生に何も聞けなかったけど、お腹に溜まっていた腹水は徐々に減っていく事ははっきりと見えて来ました。

病院に行った時、担当医もびっくりして、理由は分からないまま利尿剤を飲まなくていいと言われました。

 

気功治療を受けてから約３ヵ月後、気功を学びながら、外気功施術を受けたら一番治療効果が高いですとの説明を周　先生から受けて、気功練習を始めました。毎週一回の集中練習ですが、あさの８時から始まるので、６時ごろ起きて、１時間半程掛けて練習に参加しています。夏も冬も・雨も雪も休まず、３年も続けられました。

不思議に何時からは分からないけど、体調は目に見える様に徐々に安定し、生活の自立から仕事まで復帰が出来て、がんそのものは存在したままの状態ながら、元気な体調がすっかりと元に戻りました。副作用もあまり感じられなく、検査では、数値が上がったり下がったりしているけど、バランスを維持と調整する事が一番大事だと周　先生はおしゃいました。

 

あれ以来、もう三年半になりましたが、なぜ元気になったかと良く聞かれますが、周先生は「貴女自分自身の力ですよ、貴女のこころの力ですよ。素直に受け入れて、何でもチャレンジする柔軟な気持ちと継続力ですね」。

 

なるほど、それは気功の素晴らしさや奥深さですかと自問自答し、これからは気功を人に伝える為、もっと練習を重ね、自分の為・人の為、ずっと頑張っていきたいと決意しました。本当にありがとうございます。

今迄、妊娠は何度もしましたが、その度に流産を繰り返していました。

その内、妊娠すると又流産するのでは？という、諦めと不安がつきまとってしまう様になっていました。しかし、暫くして、また妊娠したのです。でも、診断の結果は、「流産しそうな状態」という事で、暫く入院して経過観察をする事になりました。

夫婦共に子供は欲しくてたまらない。でも、又、流産してしまうかも・・・そんな不安を抱えながらの入院中、10年前に気功を教えてくれた周先生の事をふと思い出しました。

 

「先生なら助けてくれるかも・・・」と、半分はすがる様な想いが湧いてきたのです。

先生に連絡すると、すぐに入院先の病院まで駆けつけてくれ、今迄の経過を聞いて下さり、「気の流れを変えてみましょう」とのお言葉。

先生の気功施術を入院中に数回程、受けました。又、胎児を安定させる気功法を教えてもらい、自分でその気功法を毎日行いました。

お陰様で流産する事もなく、初めての子供が無事に生まれ、その後も、更に二人の子供に恵まれ、今では3人の大切なかけがえのない子供達と幸せに過ごしています。

先生の気功法がなければ、この子供達はこの世に生まれてこなかったと、今でも思っています。先生には本当に心から感謝をしています。

３月のある夜、突然身体が冷えてきて、食欲もなく、お腹が徐々に痛くなり、次第に激痛になってきました。近くの病院に行ったら、「腸が動いていない」と言われ、痛み止めの薬をもらって帰りました。

 

でも翌日も又、痛みだして、だんだん怖くなり、近くにスゴイ気功の先生がいると紹介されて、早速、周先生の所に行きました。

周先生からは約1時間位、経過状況を聞かれました。先生は「普段のストレス性の便秘と冷え症、そして間違ったダイエットが原因ではないか」と言いました。そして、先生の気功施術を約1時間位受けました。

 

気功施術の後は、とても気分が良くて、家に帰りました、翌日に下痢をしてしまい、不安になって先生に連絡したら「あ〜、それは良かった。安心しました」と言われ、私は「何故？下痢なのに安心するのかなぁ？？」と思ったのですが、その後も3回位、気功施術を受けました。

それからは自分でも不思議な程、少しずつ元気になり、便秘も治り、今では毎日元気で、気分も爽快です。あの時の先生が言った「安心しました」という言葉は、私の体が変化する事が分かっていたのかもしれませんね。先生、本当にありがとう。

20代後半に勤務した会社の経営が急に悪化し、社員の大半がリストラされ、私は会社に泊まり込みで資金繰りに追われる日々が続きました。近所の資産家に出向き、毎月お金を借りては利息と一緒に返すという事を続けて数年経過した31歳の時、「卵巣のう腫」が見つかり、開腹手術をしました。それから約8年間、甲状腺線腫、大腸ポリープ、尿道結石、乳腺腺維線腫、子宮内膜症等、正に会社の経営状態悪化からくるストレスと自らの病との闘いでした。

39歳の時に、子宮内膜細胞に異変が見つかり、医者から「このまま悪化すればガン。でも、悪化し続けるかどうか分からないから、半年毎に細胞検査をして様子を見ましょう」との診断。

「冗談じゃない！！8年も病気と闘ってきたのに、またガンと闘うかもしれないなんて・・」西洋医学は悪くなったモノを切除する事は出来ても、悪くならない方法は教えてくれない。分かっていた事ですが、正直、この医者の対応に愕然としました。でも、この事が私に新たな挑戦の勇気を与えてくれました。

私達は東洋人。ならば東洋医学や気功から何かを得られるのでは？？

早速、周先生の教室を調べ、39歳の夏に入会。気功教室は週2回、毎日家でも練習、先生の気功施術は週1回ずつ受けました。

約2年経過後、先生から「もう気功施術は必要ないと思います」と言われ、その後の細胞検査では、確かに「正常」に戻っていました。

現在、気功と出会って約9年になりますが、以前は、極度の冷え症、花粉症でしたが、今では、冬にコートを着るのは数回、花粉症はいつの間にかなくなり、風邪は数年に一度ひくかひかないか・・・

いつからか心は穏やかになり、小さな事にも素直に感謝出来る様になりました。気功は単に健康になったり、病気を防ぐだけのものだけでなく、その人の「モノの考え方」、「心や人格の成長」にまで繋がるのでは？それが、本当の「気功の哲学」であり、穏やかで円い心の在り方が、結果的に身体の健康を支えるのではないかと思っています。

苦しい会社経営と数々の病気があったからこそ、気功に出会えた事を今では幸せに思っています。